「老害」「ソフト老害」とは?その対処法や自分がならないようにするには?

「老害」「ソフト老害」とは?その対処法や自分がならないようにするには? 国内ニュース

放送作家の鈴木おさむさんが自身の著書を書くにあたって、自身が「ソフト老害」になってしまっていたと語り、話題になっています。

「老害」という言葉はよく耳にしますが「ソフト老害」?

確かに自分でも思い当たる節があるような…

今回は「老害」「ソフト老害」とは?から始まり、それに対する対応策や自分がそうならないための心構えを解説していきます。

Xより
この記事でわかること
  • 「老害」「ソフト老害」とは?
  • 「老害」「ソフト老害」に対応する方法
  • 自分自身が「老害」「ソフト老害」にならない心構え

老害とソフト老害とは?

現代社会では、「老害」という言葉がしばしば耳に入ります。

この用語は、特定の高齢者が示す、時代遅れの考え方や、硬直した態度が周囲の人々、特に若い世代にとって障害となる状況を指して使われることがあります。

広辞苑によれば、「老害」とは、【硬直した考え方を持つ高齢者が指導的立場にあり、組織の活力が失われる】ことを意味します。

老害で検索すると出てくる代わりの呼び方
  • クソじじい
  • クソばばあ
  • 因業ジジイ
  • タヌキじじい
  • クソ老人
  • 老害ジジイ・ババア
  • クソババ
  • 死にぞこない
  • くたばりぞこない

かなりひどい言葉が並びますね
この言葉からも嫌われ度がわかりますね

一方、「ソフト老害」とは、40代前後の人々が、過去の常識や方法に固執し、新しいアイデアや若者の意見に対して柔軟性を欠く態度を指します。

この現象は、特に職場や家庭などのプライベートな関係で見られ、世代間の溝を深める原因となっています。

40代以上の人はどうでしょうか?「自分は老害になっていないか?」

若者の視点からは「老害」と「ソフト老害」を掘り下げ、これらの概念がどのようにして生まれ、社会や個人にどのような影響を与えているのか、また必ず出くわす「老害」と呼ばれる人たちの特徴や対処法を考えていきます。

老害の特徴と影響

まずは「老害」や「ソフト老害」と呼ばれる人たちの特徴や周りに及ぼす影響を見ていきましょう。

老害の特徴

  • 自己中心的な行動や古い価値観を押し付ける。
  • 新しい技術やアイデアを受け入れない。
  • 変化に対して極めて抵抗がある。
  • 自分の意見ややり方が絶対と考える。
  • 他の世代、特に若い世代の意見を軽視する。

老害の事例:

  • 高齢の上司が、若手社員の新しい提案などに全く耳を貸さない。古い業務プロセスの維持に固執することで、組織の革新と効率化を妨げる。
  • 親世代が古い家庭の価値観や慣わしを子どもたちに強要し、世代間の理解と尊重の欠如を生む。

皆さんも身に覚えがあるかと思います。

「昔はこうだった」「自分はこうしていた」

子供や後輩社員に言ってませんか?

ソフト老害の特徴

  • 40代前後の世代が、過去の常識や方法に固執する。
  • 若手のアイデアや新しい取り組みに対して柔軟性を欠く。
  • 時代の変化に適応しようとせず、古い価値観を守ろうとする。
  • 自己の経験や成功を過信し、他者の意見を軽視する傾向がある。
  • 良かれと思っての行動や発言が、実際には若い世代とのギャップを生む。

ソフト老害は、技術や価値観の急速な変化に対応できず、その結果として周囲との摩擦や誤解を生じやすい状況を示します。

ソフト老害の事例:

  • 40代の管理職が、新入社員のデジタルを活用した提案を「昔はなかった方法だ」として拒否。結果として、若手社員の意欲を削ぎ、組織内のイノベーションを阻害。
  • ある企業の中堅社員が、リモートワークやフレックスタイムといった新しい働き方を「社員のコミットメントが低下する」と批判し、伝統的な出勤義務を強調。これにより、労働環境の改善と効率化の機会を逃す。

こう見てみると「老害」と「ソフト老害」に大きな差はないように感じますね。

結局現在「ソフト老害」と呼ばれる人たちがそのまま「老害」と呼ばれる人たちになっていっているだけかもしれませんね。

自分自身が老害になっていないかチェック

ただし前置きしている通り、老害やソフト老害と呼ばれてしまっている人たちには基本的には自覚がないため自分も少し怪しいかなと思ったらチェックしてみよう

「老害チェックリスト」

 老害チェック内容
1自分の若いころと比べ、つい若い世代の仕事のやり方に口出ししてしまう
2つい自分の体験談や自慢話をしてしまう
3以前の人間関係を引きずり、昔の部下や後輩に、命令口調で話してしまう
4経験が豊富にあるので、若手にはできないことが自分にはできると思う
5デジタル技術にうとく、エクセルやパワーポイントの資料作成を人に頼んでしまう
6電話を取るのは若手の仕事だと思っている。電話に出ても相手の言葉にいらいらして、横柄に話してしまう
7定年後も働く理由について「家にいると妻や家族が嫌がるから」「健康のため」など、周囲の士気が下がることを言ってしまう
8冗談のつもりでも「給与が半分になったから、仕事も半分しかしない」など、やる気を疑われる発言をする
9人の話を聞かなくなった、とよく言われる
10「この仕事は自分に合わない」と、与えられる仕事のより好みをする

チェック結果はいかがでしたか?3つ以上の項目が当てはまれば老害予備軍、6つ以上で老害と思われている可能性が高いと考えてください。「自分は一つも当てはまらない」と思う人は、念のために家族にもチェックしてもらうことをおすすめします。老害の自覚がない人は、チェックリストを読んでも気付かない可能性があるためです。

夢創IT株式会社ホームページより

「老害」「ソフト老害」に対応する方法

基本的には相手にしない。スルーしておく

基本的にはスルーしておくのが一番でしょう。

そもそも話が通じないことが多くストレスになることが多いからです。

  • 感情的な衝突を避ける: ソフト老害の行動や発言に直接反応せず、スルーする。

メリット:

  • エネルギーの節約: 不毛な議論を避け、重要な業務に集中できる。
  • 職場環境の改善: 不快な影響を最小限に抑えることで、より良い職場環境を維持。
  • ストレス軽減: 不快な発言や行動に反応しないことで、ストレスを減らす。
  • ポジティブな職場文化の促進: その他の人も社内でスルーが一般的な対応となり、ポジティブな職場文化を形成。
  • 自己成長: 感情や反応をコントロールすることで、個人の成長に繋がる。

デメリット:

  • 問題の未解決: 根本的な問題に対処せず、一時的な解決に留まる可能性。
  • 誤解の可能性: スルーすることが無関心や承認と解釈される場合がある。
  • コミュニケーション不足: 異世代間の理解が深まらず、ギャップが拡大するリスク。

スルーしないで解決する場合

これは正直かなり厳しい戦いになるかと思います。

理由は

  • そもそも年上で、上司や先輩であることが多い
  • そもそも話が通じない

それでも解決しようとするなら自分が解決に至った経験からもお話しします。

スルーしない解決策

  • 思い切って職場を変える:自分が辞めたりするのは納得は行かない場合が多いですが、一番手っ取り早い。もしも自分の親だったりした場合は、なるべく早く自立する。ただ正直どこにでもいるんですよね
  • 会社を巻き込んで話し合う:会社としても若くて優秀な人が辞めていくのは困るため、もっと上層部を巻き込んだ話し合いをしてもらう。
  • その人が部署移動や定年まで我慢する:自分は2年我慢して老害認定の人が定年退職。職場は風通しも良く、みんなが意見を言えるようになった

解決はかなり難しくて根が深い

ただ上記したみたいに時間が解決してくれる場合もあるかもしれない

自分自身が「老害」や「ソフト老害」にならないため

自分自身が「老害」と思われないために気を付けるべきことは以下のようなことになるでしょう。

  1. 新しいアイデアにオープンであること: 新技術や方法に抵抗せず、積極的に学ぶ姿勢を持つこと。
  2. 他者の意見を尊重すること: 年齢や立場に関わらず、周囲の意見に耳を傾け、受け入れる柔軟性を持つこと。
  3. 変化に適応すること: 時代や環境の変化に応じて自らをアップデートし、現代の働き方や思考法に適応すること。
  4. 包括性を促進すること: 多様なバックグラウンドを持つ人々が参加しやすい環境を作り、意思決定過程で多角的な視点を取り入れること。
  5. 継続的な学習をすること: 自分の専門分野だけでなく、社会全体のトレンドや新しい知識に触れ、常に学び続ける姿勢を持つこと。

特に会社組織というのは様々な世代や背景を持った人たちが集まります。

どんな相手であっても相手に対するリスペクトや聞く耳を持つ、ということはとても大事なことだと思います。

 「老害」「ソフト老害」まとめ

そもそもが若い人たちが「老害」「ソフト老害」という言葉を使っているように

上の世代もまた「ゆとり世代」や「Z世代」のように同様のひとくくりにしたような差別的な発言をしているように思います。

時代はどんどん変わっていき新しい技術や新し方法もどんどん出てきます。

それと同様に昔から培われてきた経験などもあるのです。

すべての世代で相手へのリスペクトや聞く耳を持てばお互いが気持ちの良い関係が気付けるのではないでしょうか。

少なくとも自分はそうありたいなと考えています。皆さんはどうでしょうか?

一度相手の考えや気持ちを知ろうと努力してみるのもいいかもしれませんね

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